住宅用太陽光発電システムの基礎知識
一般家庭でも住宅用太陽光発電システムが普及しており、これから導入を考えている方もいらっしゃるでしょう。身近なものとなった太陽光発電システムですが、詳しい内容はよく分からないという方も少なくないと思います。こちらでは、住宅用太陽光発電システムの基礎知識をご紹介していきます。
太陽光発電システムについて
太陽光発電システムは太陽の光エネルギーから電力を作り出すシステムで、光が当たっている時間帯しか発電することができません。そして、太陽光を電気エネルギーに直接変換する装置が太陽電池です。太陽電池は太陽光を電気に変換する装置であり、電気をためる蓄電機能はありません。
そこで、太陽電池で変換された電力を蓄え、昼夜問わず放電するのが蓄電池の役割です。
太陽光発電パネルの仕組み
太陽光発電の生命線と言える太陽電池は、半導体素子の一種です。半導体素子は一辺で10~15センチの正方形で成型されていて、小さな太陽電池(半導体素子)が集まったものを太陽電池セルと呼びます。この太陽電池セルをいくつも配線し、強化ガラスなどで覆ったものが太陽電池モジュールです。太陽光発電に欠かせない太陽電池をパッケージ化して電力を作りやすくしたものと言えます。
さらに、太陽電池モジュールを直列に繋いで、求める電圧を得られやすくしたのがストリングです。電力を得られやすくするための各ストリングは、逆流防止ダイオードをはさんで並列に繋げられた形(太陽光電池アレイ)になります。一般的に屋根の上に見られるパネルは、この太陽電池アレイなのです。
太陽光発電システムの仕組み
太陽光を電力に変える役割は太陽電池にありますが、パネルで作った電力(直流電気)を家庭で使える交流電気に変換するのは、パワーコンディショナという機器の役割です。パネルで蓄えられた電力を一本の出力回路でまとめて、パワーコンディショナに送るのが接続箱です。
接続箱を通してパワーコンディショナに電力を供給し、交流電気に変換したあとに分電盤を通して各部屋に電気が送られていくのが、太陽光発電システムの仕組みです。
また、住宅用の太陽光発電システムには、買電・売電の際に欠かすことができない電力計という構成機器も活躍しています。
淡路島にあるスマイルあわじでは、太陽光発電システムの導入・オール電化の導入施工を行っております。太陽光発電システムと組み合わせたオール電化は、電気量の大幅削減に期待できます。温かいお風呂に入るために必要となるガス代も、給湯器ではなくエコキュートを導入することで削減可能です。
工事や費用に関して気になることがあれば、お気軽にご相談ください。